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我が町庄原

庄原市は広島県の北東部、中国地方のほぼ中央に位置し、東は岡山県、北は島根県・鳥取県に隣接する県境のまちです。

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庄原市は平成17(2005)年3月に近隣の1市6町が新設合併し誕生しました。合併前の市町は、いずれも50年を超える歴史を刻み、西城町、東城町、口和町、高野町および比和町は5町で「比婆郡」を、総領町は、甲奴町(現・三次市)、上下町(現・府中市)とともに「甲奴郡」を構成していました。

庄原は中国山地の山々に囲まれた河川沿いに広がる盆地や流域の平坦地に複数の市街地と大小の集落を形成、東西約53km、南北約42kmのおおむね四角形で、面積は1,246.6平方キロメートルで、これは広島県の約14%を占め、全国自治体の中で13番目、近畿以西では最大の広さ(2014年4月1日現在)を誇ります。
 
 
庄原市市の地形は、標高150~200mの盆地をはじめ、全般的に緩やかな起伏の台地ですが、北部の県境周辺部は、広島県内有数を誇る1,200m級の高峰と森林に囲まれ、この地の沢を源流域とした河川が「江の川水系」と「高梁川水系」に分岐し、日本海、瀬戸内海に注いでいます。

水と緑に恵まれ、四季の変化に富んだ豊かな自然環境を土台として、中山間地域ならではの心なごむ里山景観を有しています。ただ庄原市市は、広大な区域面積や中国山地に囲まれた状況から、北部と南部では気象条件が異なり、特に気温、降水量、積雪量の多寡などにおいて違いがあります。

主な地域指定としては、

豪雪地帯指定地域:西城・東城・口和・高野・比和地域
低開発地域工業開発地区:庄原地域
電源地域:西城・口和・高野地域
特定農山村地域:全域(ただし庄原地域の一部を除く)
振興山村地域:全域(ただし庄原・東城・総領地域の一部を除く)
瀬戸内海環境保全に係る指定地域:西城・東城地域の一部
都市計画区域:庄原・西城・東城地域の一部
自然公園:比婆道後帝釈国定公園、神之瀬峡県立自然公園

などが挙げられます。
 
 
市役所(本庁)から主要都市までの距離
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この広大な地域に住民基本台帳人口(平成26年9月30日現在)によれば、庄原市の世帯数は15,968世帯、人口は男子18,201人、女子20,242人の合計38,443人がおり、このうち65歳以上の人口は男女あわせて15,258人で全体の39.7%を占めています。庄原市の人口は、昭和35(1960)年の国勢調査で81,162人でしたが、高度経済成長期における若年層の流出によって著しい減少を招き、以後も減少で推移しています。

平成22(2010)年の国勢調査では40,244人、平成12(2000)年からの10年間で5,434人、平成17(2005)年からの5年間でも2,905人の減少しています。

庄原市は農林業が盛んなことはご存じと思いますが、観光も大きな産業です。

庄原市には比婆道後帝釈国定公園や国営備北丘陵公園、灰塚ダムなど、豊かな自然環境とさとやま景観を背景とした大規模な観光資源が整備され、スキー場や観光りんご園、各地域を巡る温泉施設、四季のうつろいが満喫できるキャンプ場、風土や歴史を伝える博物館・資料館をはじめ、コメや野菜などの農産物、山菜・渓流魚などの郷土料理、各地域の個性的なイベントなど、来て、見て、感じて、楽しむことができる多様な観光資源に恵まれています。

庄原市の観光交流人口は、平成7(1995)年の国営備北丘陵公園の開園に伴い飛躍的に増大、加えて自然志向の高まりに対応できる国定公園の帝釈峡や吾妻山、県民の森などの自然観光資源、雪合戦大会やクロスカントリーといった気象条件を活かした個性的なスポーツイベント、備北丘陵公園での大規模コンサート、平成13(2001)年に建設された大型温泉宿泊施設の利用などと相まって、平成24(2012)年には177万人が庄原市を訪れていて、平成6(1994)年度からの18年間で1.6倍となっています。

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庄原、良いとこ、一度来てみやんせ!